昭和19年諏訪地図昭和19年諏訪地図昭和19年諏訪地図昭和19年諏訪地図

 「若しこの地図が無かったら、私にとってこの軌道は、そして其処を走ったガソリンカーもトロッコもふわふわした頼りない単なる蝶のような記憶の破片に過ぎないように思えてならないのである。何故なら、この地図に記載されている軌道は狂い無く開設当時の軌跡を刻みつけていて、その鉄路が湾曲するところからも直線からも当時の数限りない思い出が巻物のように連なって確かに去来するからである。」
 (昔日の南諏訪横断軌道〜八ケ岳から富士見へ巨木をピストン輸送 伊藤哲郎)
      「昔日の南諏訪横断軌道」(「オール諏訪」平成3年3月

 「八ヶ岳伐木事業富士見軌道 この軌道は富士見駅を起点とし、美濃戸御料地入口に至るものであった。総延長19km余、八ヶ岳山麓の富士見・落合・本郷・原・玉川・豊平の6カ村を貫通する木材搬出専用軌道である。昭和14年7月に土地を借り上げて工事に着手し、・・・・本村通過のなかには、白山駅、俎板原駅(通称10粁駅)があった。この軌道も昭和25年には目的を果し撤去された。」
 (原村誌・下 第五編近代  第十章交通・運輸・通信の発達 p.367-368)

 今では、このような史実も村内では知る人も少ない。
こうした記録は上記の2編の他には、八ヶ岳総合博物館ボランティア「山浦の語りべ」第3集「中新田・伊藤哲郎さん」2001年3月発行、と第4集「中新田・宮坂里見さん」2002年4月発行が存在するのみである。
働いていた方々は40人くらいいらっしゃいました。こうした方々の貴重なお話しをきちんと残して行くことと、史実を顕彰し次代を担う子どもたちに伝えていくことは喫緊の課題であるでしょう。
そして部分的にでも再現できましたら素晴らしいことと思います。

このことを通して、私たちが村の歴史を誇りに思い、村作りにつながって行くことを期待しています。

1.史料・史実の収集・記録
 ・働いていた方々の聞き書き
 ・一次史料の収集(営林署・村内等)
 ・その他

2.村民への広報
 ・広報、村ホームページ、有線、新聞等でのお知らせ呼びかけ
 ・森林軌道跡の保存と実地踏査
 ・子どもたちへの伝承

3.顕彰碑(案内板)の設置
 ・森林軌道跡の保存と顕彰碑

4.森林軌道とトロッコの部分的復元

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